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更年期のだるさ、実は鉄分不足?|隠れ貧血のセルフチェックと食事でできる対策
セルフケア2026.06.15 公開

更年期のだるさ、実は鉄分不足?|隠れ貧血のセルフチェックと食事でできる対策

この記事は約6分で読めます

「寝ても寝ても疲れが取れない」「立ち上がるとフワッと立ちくらみがする」。 更年期のせいだとばかり思っていたこのだるさ、実は鉄分不足(隠れ貧血)が 重なっていることがあります。血液検査の「貧血なし」だけでは見落とされやすい 隠れ貧血のチェックと、今日の食事からできる対策をまとめました🌿🐶

健康診断のヘモグロビン値は基準内なのに、なんだか体が重い。 階段を上るとすぐ息が切れる。爪が割れやすくなった。 ──これらは「貯蔵鉄」が先に減っている隠れ貧血のサインかもしれません。

※医療行為ではありません。強い疲労感や立ちくらみが続く場合は内科で血液検査(フェリチン値含む)を受けてください。

結論:更年期のだるさは「鉄分を見直す」だけで変わることがある

鉄分不足によるだるさの対策は、次の3点に集約されます。

  1. 鉄分を多く含む食品を意識的に増やす── レバー・赤身肉・あさり・ひじき・小松菜など
  2. ビタミンCと一緒に摂る── 鉄の吸収率が大きく変わる
  3. 吸収を妨げるものを摂るタイミングをずらす── お茶・コーヒーのタンニンは食後すぐを避ける

「貧血じゃないから関係ない」と思っていても、体に蓄えている鉄(貯蔵鉄)が減っているだけでだるさは出ます。まずは食事から見直すのが一番手をつけやすい対策です。

なぜ更年期世代は鉄分不足になりやすいのか

理由①:更年期前は「過多月経」で鉄が大量に失われやすい

更年期に近づくと、ホルモンバランスの乱れから月経量が急に増える「過多月経」が起きやすくなります。 経血として失われる鉄の量は想像以上に多く、 「以前より生理の量が増えた」と感じる時期に、貯蔵鉄がどんどん減っていくケースが少なくありません。

理由②:胃腸の働きが落ち、鉄の吸収率が下がる

年齢とともに胃酸の分泌が減ると、食事から鉄を吸収する効率自体が下がります。同じ量を食べていても、若い頃より鉄が体に取り込まれにくくなっているため、 「ちゃんと食べているのに足りない」という状態が起こりやすくなります。

理由③:自律神経の乱れと鉄不足のだるさが重なって見分けにくい

更年期のだるさ・立ちくらみ・動悸は自律神経の乱れによる症状とよく似ています。 そのため「これも更年期だから仕方ない」と鉄分不足のサインが埋もれてしまいやすいのです。 実際には更年期症状と鉄分不足のだるさが同時に起きていることも多く、 鉄分を見直すだけで体感がはっきり変わる方もいます。

→ 更年期の朝だるい・体が重い原因はこちら

隠れ貧血セルフチェック

以下に3つ以上当てはまる場合、鉄分不足(隠れ貧血)の可能性があります。

  • ✅ 寝ても疲れが取れない・朝から体が重い
  • ✅ 階段や少しの運動で息切れ・動悸が出やすい
  • ✅ 立ち上がったときにフワッと立ちくらみがする
  • ✅ 顔色が悪い・以前より肌や唇の色が白っぽいと言われる
  • ✅ 爪が薄く割れやすい・スプーン状に反っている
  • ✅ 以前より月経量が増えた、または不規則な出血がある

健康診断のヘモグロビン値だけでは「貯蔵鉄」の減少は分かりません。 気になる場合は血液検査で「フェリチン値」を確認すると、 隠れ貧血かどうかがはっきりします。

今日からできる対策5つ(取り入れやすい順)

1位:鉄分の多い食材を「毎日の定番」に組み込む

鉄分には吸収率の高い「ヘム鉄」(レバー・赤身肉・あさり・かつお)と、 吸収率の低い「非ヘム鉄」(ひじき・小松菜・大豆製品)があります。毎日の食事にどちらかを1品でも加えることを意識するだけで、 積み重ねの差は大きくなります。

私は週2〜3回、レバーや赤身肉のメニューを取り入れ、 それ以外の日は小松菜やひじきの小鉢を一品プラスするようにしています。

→ スーパーで買える食材でできるむくみ対策はこちら

2位:ビタミンCと一緒に食べて吸収率を上げる

非ヘム鉄(ひじき・小松菜・大豆製品など)は単独だと吸収率が低めですが、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が大きく上がります。ひじきの煮物にレモンを絞った大根おろしを添える、小松菜のサラダにみかんを加えるなど、 ちょっとした組み合わせで効率が変わります。

3位:お茶・コーヒーは食事の前後30分はあける

緑茶・紅茶・コーヒーに含まれるタンニンは、鉄の吸収を妨げることが知られています。 食事中・食後すぐにお茶を飲む習慣がある方は、 食後30分ほど時間をあけてから飲むようにするだけで、鉄の吸収効率が変わります。

4位:動悸・息切れが気になる日は無理をしない

鉄分不足のときは、軽い動作でも動悸・息切れが出やすくなります。 「いつもできていることがなぜか辛い」と感じる日は、無理に動き続けず、休憩を増やすことも大切です。 だるさを我慢して動き続けると、回復がさらに遅れます。

5位:冷え対策で全身の血流を後押しする

鉄分は赤血球(ヘモグロビン)の材料として全身に酸素を運ぶ役割を持ちますが、そもそも血流が悪いと、運ばれる効率自体が落ちます。足元の冷えが強い方は、加圧ソックスなどで血流をサポートしながら、 鉄分を補う食事と合わせて取り組むとよいでしょう。

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やってはいけないこと

  • 「ヘモグロビン値が正常だから関係ない」と決めつける→ 貯蔵鉄(フェリチン)は別。気になればフェリチン値を確認
  • だるさを「更年期だから」とすべて片付けて様子を見続ける→ 鉄分不足が重なっている可能性も
  • 食後すぐに濃いお茶・コーヒーを飲む習慣を続ける→ 鉄の吸収を妨げる
  • 動悸・息切れがあるのに無理に運動量を増やす→ かえって体への負担が増える
  • 月経量の増加や不規則な出血を放置する→ 婦人科で原因確認を

まとめ:鉄分は「毎日少しずつ・吸収しやすい形で」

対策効果タイミング
ヘム鉄食材(レバー・赤身肉・あさり)◎ 吸収率の高い鉄分補給週2〜3回
非ヘム鉄食材+ビタミンC◎ 吸収率アップ毎日の小鉢に
お茶・コーヒーのタイミング調整○ 鉄の吸収を妨げない食後30分以降
無理をしない・休憩を増やす○ 回復を妨げないだるさが強い日
加圧ソックスで血流サポート○ 全身への酸素供給を後押し就寝時

「歳のせい」と諦めていただるさが、実は鉄分不足だったということは少なくありません。 まずは今日の食事に鉄分を多く含む食材を一品加えることから始めてみてください🌿

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プー子

この記事を書いた人

プー子

沖縄住み・50代前半の主婦。元教師。 47歳から更年期症状(ホットフラッシュ・足のつり・むくみ・気分の波)に悩み、 婦人科通院・サプリ・加圧ソックス・運動などを試した実体験をブログにまとめています🌿🐶

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